エラスチンとセットで

女性

束ねる役割

肌の弾力というと真皮層の多くを占めている1型コラーゲンに注目が集まりますが、そこに数パーセントしか存在しないエラスチンも重要です。コラーゲンが正常な状態を保っていたとしても、実はエラスチンが不足していると肌が伸び切ってしまうからです。これは、たるみの原因にもなります。そのため、エラスチンとともにセットでバランスよく摂取していくことが大事です。コラーゲンというのは、肌に存在するとき、繊維形状をしています。ただ単に量を補うだけでは、意味がありません。繊維をきちんと束ねて、完成形に導く必要があります。ハリや弾力といった見た目の結果を表していくためには、正しい構造が必要です。完成形で太く強い束というのは、編んだ縄のように太く強靭な繊維となり、ハリや弾力につながります。エラスチンの主な役割とは、コラーゲン繊維を束ねるバネです。いくらコラーゲンを一生懸命、摂取したとしても、束ねるバネを持っていなければ完成形にはなれません。しかし、エラスチンというのは、産生に時間がかかる物質です。コラーゲンのおよそ10倍以上かかるので、何もしなければ加齢による破壊も手伝って、生み出すスピードが間に合わなくなってしまいます。コラーゲンもエラスチンも繊維状のたんぱく質です。両者をバランスよく摂取して、美しい繊維形成をおこなうことがふっくらとハリのある肌づくりにつながります。加えて、ビタミンCも、正しい形状をつくるために必要なものになりますので、一緒に摂取するようにします。